タグ:映画 ( 9 ) タグの人気記事

ヨコハマ国際映像祭2009 いよいよ今週末11/29までです!

あっという間の1ヶ月間でしたね。
映像祭もついに今度の日曜までです。


---以下、転載・転送歓迎(URLのリンクは追って付けます....)

ヨコハマ国際映像祭2009
CREAM -Creativity for Arts and Media-
http://www.ifamy.jp/
11月29日(日)まで会期中無休 11:00-19:00(土日祝/10:00-19:00)
入場料:一般 1300円、学生・専門学校生 1000円、パスポート 2500円ほか

■■■<新港ピア> 主にラボスペース(一番奥の部屋)にて

◎ 上映フォーラム『文化を奏でる―映像人類学の未来に向けて―』
11月27日(金) 17:00-19:00 出演:川瀬慈(映像人類学研究者)
http://www.ifamy.jp/programs/single/898/

◎「音楽映画発表会」
11月28日(土)(1)14:00- (2)17:00-
作曲家・安野太郎が2006年から続けている言葉と音のプロジェクト。
http://www.ifamy.jp/programs/single/548/

◎NPO法人remo
「いるといらのBND(バイ・ナッシング・デー)前夜祭」11月27日(金) 17:00-18:30
「ご近所映画クラブ特別編~ゴンドリーさん、ごめんなさい。映画をつくるぞ!100人集まれ!~」11月28日(土)午前10時、新港ピア・ホワイエ集合
「ホー娘。のワークショップ ゴミ会」11月28日(土)16:00-18:30
http://www.ifamy.jp/programs/single/465/

◎ART LAB OVA
「霊能者ヒロムが見た!あなたの背後霊…」金・土・日の14:00-18:00
「おくのほそぼそ道~座・連句ロードムービー~」11月26日(木) 13:00-14:00
http://www.ifamy.jp/programs/single/462/

◎ 映像祭フィナーレ直前 11.28オールナイトライヴ
『EXPERIMENTAL EXPERIENCE』
11月28日(土)20:00-(開場 19:30)予約:3,800円(税込)
予約・詳細はこちら→http://cafe.taf.co.jp/ifamy/
<ARTISTS>豪華です!
渋さ知らズ
山本精一グループ
芳垣安洋(perc)×オオヤユウスケ(vo,g)×高良久美子(vib,perc)×朧(pole dance)
ジンタらムータ
sim free(大島輝之、大谷能生、植村昌弘)
テニスコーツ+梅田哲也+宇波拓
石橋英子
とうめいロボ
sheeprint + 土屋貴史(visual)
縮尊z
and more... (※出演者は変更になる場合があります。)



■■■<東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎>にて今週末上映のプログラム
上映プログラムは各回完全入替制で、連日午前11時より
当日上映回の入場整理券を会場1階の受付にて配布いたします。
★マークは、上映後トーク有り

11月28日(土)
12:00~【F:CREAMコンペティション海外短編作品】
http://www.ifamy.jp/programs/single/443/
15:00~【I:日本の若手監督作品 プログラム『TOCHKA』】★
http://www.ifamy.jp/programs/single/446/
18:00~【P:現代エジプト/シェリフ・アズマ特集 ティルダッド・ゾルガダ セレクション】
http://www.ifamy.jp/programs/single/455/

11月29日(日)
12:00~【Q:ABANDON NORMAL DEVICES ケイト・テイラー セレクション】
http://www.ifamy.jp/programs/single/456/
15:00~【H:日本の若手監督作品 プログラム『KIKOE』】★
http://www.ifamy.jp/programs/single/445/
18:00~【A:CREAMコンペティション優秀賞作品】
http://www.ifamy.jp/programs/single/438/



■■■<BankART Studio NYK>にて展示の作品から、勝手にオススメ!
下記以外にも、必見作品多数です!見逃すと後で絶対後悔しますよ!
 
クリスチャン・マークレイ『ヴィデオ・カルテット』
膨大な数の映画の引用によって構成される、映像の四重奏。圧巻!
http://www.ifamy.jp/programs/single/226/

山川冬樹『The Voice-over』
40分の作品です。でも絶対に通して観て頂きたい!すばらしい作品です。
(F/Tの飴屋法水さん演出の『4.48サイコシス』もすごかった!)
http://www.ifamy.jp/programs/single/235/

シャンタル・アケルマン『東から(ボーダリング・オン・フィクション)、1995』
私が北海道生まれだからなのか、やたらと響いてきました。
http://www.ifamy.jp/programs/single/228/

ワリッド・ラード『捕虜:バシャールのテープ』
http://www.ifamy.jp/programs/single/452/

アーナウト・ミック『スクールヤード』
http://www.ifamy.jp/programs/single/211/


■■■<野毛山動物園>でも展示中!(連日9:30-16:30)
泉太郎『ナチュラルボーン・ナマ』ほか
http://www.ifamy.jp/programs/single/222/
SHIMURABROS. 『Mouse Made in YOKOHAMA』
http://www.ifamy.jp/programs/single/90/
野村 誠 + 野村 幸弘『ズーラシアの音楽』
http://www.ifamy.jp/programs/single/230/

■■■<黄金町バザール>でも展示中!
クリス・チョン・チャン・フイ + 森永 泰弘『HEAVENHELL』
http://www.ifamy.jp/programs/single/470/


とにかく盛り沢山!です。
お見逃しのないように!
[PR]
by ayya-i10x | 2009-11-25 06:27 | - Exhibition&Event

ヨコハマ国際映像祭 今週末の音楽系&上映関連イベント

ヨコハマ国際映像祭2009もいよいよ残すところ、あと10日間程となりました!!
今週末はとにかく豪華イベントが盛り沢山!なので、どう回るかも悩ましいところですが、どれもオススメですので、なんだったら3連休中毎日横浜に通うくらいの勢いで、パスポートチケット(2500円)を購入して挑んでみてはいかがでしょうか?笑
料金の明記のないものは、映像祭入場チケットさえあれば無料でご覧頂けます。


---音楽系イベント
スペシャルな音楽イベント3連発!お見逃しなく!

●11月21日(土) 15:00〜19:00
「DEEP IMAGES」

http://www.ifamy.jp/programs/single/542/
映像のクリエイティビティは今どこにある?第一線で活躍している多彩なVJとアーティストが、この秋から公開される膨大な映像アーカイブから素材を選び出し、変幻自在にそれぞれのDEEP IMAGESをつくり出します。

出演:VJ QUIZ(タナカカツキ、伊藤ガビン、いすたえこ)
×Merce Death、ROKAPENIS×INNER SCIENCE、
yudayajazz、山岸清之進×CLCC
映像提供:NHKクリエイティブ・ライブラリー
協力:CINRA.NET、V.I.I.M project


●11月22日(日) 19:30〜(開場 19:00)
「3-part in(ter)ventions」

http://www.ifamy.jp/programs/single/544/
大友良英、ジム・オルークのパフォーマンス。そして2005年の「Variations on a Silence : Concert」における刀根氏の演奏の模様を再編集した未公開映像を、開演前に上映(19:10より、約15分間を予定)。また、今回演奏を予定されていた「MP3 Corruption Piece」を NYのご自宅で新規に演奏・録音した音源による、録音参加も計画。

出演:大友良英、ジム・オルーク
入場料:予約3,000円/当日3,500円(税込/全席立見)
予約方法:http://www.setenv.net/event/にて
主催:SETENV 共催:ヨコハマ国際映像祭2009
協力:Nam June Paik Art Center

※刀根康尚氏の来日中止について
このたび、出演者の刀根康尚氏よりご連絡があり、ご本人の体調が思わしくないため、今回の来日を中止せざるをえなくなりました。この決定を受け、共演者の大友良英、ジム・オルーク両氏とも話し合いをさせていただいた結果、おふたりに、約2時間(予定)のパフォーマンスを行っていただくこととなりました。


●11月23日(月) 15:30〜18:30
「CONCRETE Vol.3」

http://www.ifamy.jp/programs/single/546/
ミュージックコンクレートの巨匠、ミシェル・シオン氏を迎えての日本初ライブ、そして今年のヴェネチア映画祭で世界プレミアされた『EARTH』日本プレミア(ライブサウンド)と、ボイスパフォーマー足立智美の必見ライブパフォーマンス。

出演:ミシェル・シオン、森永泰弘+ホー・ツー・ニェン+ステファノ・ピリア、足立智美、長嶌寛幸
主催:CONCRETE実行委員会
共催:ヨコハマ国際映像祭2009
協力:東京藝術大学大学院映像研究科
助成: 横浜市芸術文化振興財団
問い合わせ:http://www.the-concrete.org


◎関連シンポジウム
『SOUND CONTINUUM』 21世紀の録音文化を問う国際会議
日時:11月21日(土)・22日(日) 開場12:30 13:00−18:00
出演:ミシェル・シオン、リチャード・ランフト、ラリー・サイダー、黒沢清、
小沼純一、筒井武文、ホー・ツー・ニェン、鳥越けい子、畠中実、オノセイゲン
場所:東京芸術大学大学院映像研究科 横浜校地 馬車道校舎 1Fホール
入場:無料(事前登録制: www.the-concrete.org


---上映系イベント
今週末は貴重なアフタートーク、多数開催!海外からのゲストも。この機会にぜひ!

●11月21日(土)

12:00の回
【 現代韓国の映像集 ソ・ジンソク セレクション 】
アフタートーク:ソ・ジンソク(キュレーター)×住友文彦(ヨコハマ国際映像祭2009ディレクター)

15:00の回
【 現代エジプト/シェリフ・アズマ特集 ティルダッド・ゾルガダ セレクション 】

18:00の回
【 兔のダンス 】
アフタートーク:池田千尋(監督)× 中村優子(女優)
※当初予定されてました渡辺真起子さんはトリノ映画祭招待のためキャンセルになりました。

●11月22日(日)

12:00の回
【 現代中国の映像集リ・ジェンファ&ガオ・フェイセレクション 】
アフタートーク:リ・ジェンファ(キュレーター)×ガオ・フェイ(キュレーター)
×住友文彦(ヨコハマ国際映像祭2009ディレクター)

15:00の回
【 庭にお願い 】
アフタートーク:倉地久美夫(ミュージシャン)×岸野雄一(スタディスト)×須川善行(プロデューサー・編集者)

18:00の回
【 PASSION 】
アフタートーク:濱口竜介(監督)×木村達哉(成城大学文芸学部芸術学科専任講師)

●11月23日(月・祝)

12:00の回
【 ABANDON NORMAL DEVICES ケイト・テイラーセレクション 】

15:00の回
【 現代日本のアニメーション集 山村浩二 セレクション 】
アフタートーク:山村浩二(アニメーション作家)×大川原亮(アニメーション作家)×佐藤文郎(映像作家)

18:00の回
【 イエローキッド 】
アフタートーク:真利子哲也(監督)×かわなかのぶひろ(映像作家)


東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎での
上映についての整理券の発行につきましてはこちらをご確認ください。
http://www.ifamy.jp/news/s/701/


★その他、詳細はオフィシャルサイトをご覧下さい。
http://ifamy.jp
[PR]
by ayya-i10x | 2009-11-19 07:06 | - Exhibition&Event

ヨコハマ国際映像祭2009 行ってきました。

a0034005_228564.gif昨日、CREAM ヨコハマ国際映像祭2009の内覧会&レセプションなどがあり、私も行って参りました。
スタッフのみなさんをはじめ、インターン、サポートスタッフも、アーティストと共に、徹夜で現場作りに励んでいたようです。そしてもちろんディレクターの住友文彦さん、キュレーターの遠藤水城さんも、疲労困憊な表情で、本当にお疲れ様!と思いました。
が、そのみなさんの努力の甲斐あって、BankART Studio NYKには、本当に見るべき作品がとてもいい雰囲気で展示されておりました。昨日は時間切れで全ての作品をじっくり見ることができず、今日改めて会場に行ってきましたが、どの作品も時間をかけて鑑賞していただきたいな、と思う内容でした。
新港ピアのほうは、まだサラッとしか見ていませんが、今後ラボスペースで会期中にどれだけいろんなことが起こっていくのかが楽しみな場所です。


ヨコハマ国際映像祭2009
CREAM - Creativity for Arts and Media -

http://www.ifamy.jp
会期:2009年10月31日(土)〜11月29日(日)
時間:11:00-19:00(土日祝/10:00-19:00)
会場:新港ピア、BankART Studio NYKほか
入場料:一般 1300円、学生・専門学校生 1000円、高校生 500、中学生以下無料
    期間中いつでも使えるパスポート 2500円
    *全ての会場共通

ここで、簡単に映像祭について、会場ごとに説明します。

<メイン会場1>
新港ピア…大きく分けて4つの部屋があります。エントランスから入って最初の部屋では、11/11〜20までプラネタリムが開催されます。次の部屋は映像にまつわるアーカイブ的な展示コーナー、その次はイベント等が行われるシアタースペース、そして最後の部屋がワークショップが随時開かれるラボスペースです。

<メイン会場2>
BankART Studio NYK…国内外のアーティストの作品(主に映像を使用したもの)を多数展示しています。3階はシリアスな作品が多かったのが印象的。

<メイン会場3>
東京藝術大学大学院映像研究科馬車道校舎…11月の土日祝に、12:00/15:00/18:00の3回ずつ上映プラグラムが組まれています。(プログラムA〜U)。当日整理券を連日配布。詳細はこちらをご覧下さい。

そのほか、サテライト会場として「野毛山動物園」「黄金町バザール」でも展示が行われています。

-----

私のこの映像祭への関わり方としては、8月に行われた、韓国人作家、ヂョン・ヨンドゥさんの公開撮影の現場でお手伝いをしていたのと、ここ1ヶ月は、ウェブサイトに情報を追加していく作業をしています。ウェブの仕事は自宅でしているので、現場のナマの動きやミーティングには立ち会っていませんし、キュラトリアルの話をちゃんと聞いたことはありません。
ディレクターの住友さんとは、2年ほど前から、海外での展覧会の時などにアシスタントとしてリサーチ作業をお手伝いしたり、韓国での展示はほとんど任せてもらってやってきました。
という立場を明らかにした上で、以下を書きます。


こういった国際展では、常にディレクター批判や、テーマ批判が出るものですが、今回も例に漏れず、というか、よりセンセーショナルな形で、それが出てしまったようです。
昨日の午後に行われたプレス・カンファレンスで、映像祭の実行委員であり、展示アーティストでもある藤幡正樹さんが、作品出品辞退とディレクター批判の文章を突然配布するということが起こったそうです(私はその時はいませんでした)。夜に帰宅してから話題になっているかしら?と思って少々検索してみたものの、今のところそれほどしっかり書いているものはありませんね。

藤幡さんのテキストは私も読みましたが(現在ARTiTの藤幡さんのブログに全文掲載されています)、書かれている内容に疑問を感じずにはいられませんでした。
文面では、映像祭にコンセプトがないことや、作品の展示場所が変わってベストな状態で作品を公開できないことについて、また、関わっている人の優遇・冷遇の事などが項目を立てて書かれています。(しかし、レセプション時の発言では、今回の映像祭がアートと映画の融合(だったかな?)に取り組むといいながら、映画のほうが結果的におろそかになっている、というような発言をされていました。なので、真意は謎です。)

プレス・カンファレンスという場でのことだったので、みんな面食らったようですが、むしろ私にはアーティスト藤幡正樹の、アピール・パフォーマンスのようにも受け取れてしまいました。
メディア・アートの第一人者と呼ばれる作家であり、芸大教授であるという、地位も名誉もある人が、マスメディアに訴えかける手段を用いたことについて、私は正直、落胆と怒りを感じます。

もちろん、映像祭、そして過去に何度も一緒に仕事をしてきたディレクターに、当初から相当な期待を持っておられたのだろうとも思います。ご自身も、実行委員として、いかに新しい国際展を創造するか、色々と考えてこられたのだろうとも思います。
しかし訴えていることは、運営側との、というか、住友さんと藤幡さんの信頼関係の崩壊が全ての原因のような気がしましたが、それだけだったら話にならないので、いくつか書かれていた事柄について、私なりに意見を述べます。

アーティスト藤幡正樹として参加することを決めたのなら、まずは作品に責任を持つべきだし、状況が変わったときにも、その中で創意工夫をするのがプロではないでしょうか。もちろんわがままは言っていいと思います。作家と企画者が対話を通して、より良い作品展示が実現するなら、それに越したことはない。でも個展ではないのです。それはもう明らかなことなのです。本当にいい作品ならば、グループ展だとしてもキラリと光って出てくるはずなのです。これまで二人の間でどんな対話が繰り広げられてこの結果に至ったのか、私は全く知りませんが、少なくともそう思うのです。

(私は企画をするときに、できるだけ作家の立場で考えようと思うのと同時に、あえて嗾けたりすることだってあります。それは作家にとっては苦痛になることもあるとは思いますが、その駆け引きこそが企画者がいる意味でもあると思っています。でも、今日、CAMPの井上さんが、この「企画者とアーティスト」の問題は、一度しっかり話し合ってみるとおもしろいかもしれないですね、とおっしゃってました。のでCAMPでもトークイベントやることになりそうです。)

文章では、音のことを気にしておられるようでしたが、今日実際に作品を鑑賞した私の印象としては、確かに向かいに設置してあるワリッド・ラード氏の作品を見ている時に、ときどき大きな音が聞こえてくるのが気になりました。が、英語音声に日本語字幕のついている作品なので、ぶっちゃけうるさくても問題ありませんでした。むしろ、作品の音をしっかり聞いてもらいたいというのなら、高音質ヘッドフォンを装着してもらって鑑賞する手法の方が、より作品にのめり込むことが出来るのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

誰もが指摘していることですが、このフェスティバルには、コンセプトが、不在です。何を見せたいのか、何を問うているのか、何をしたいのかがわからないという声があちこちから聞こえてきました。


これについては、オープンした会場を見て回ることがまずは先決で、それから議論してみても、遅くない気がします。そして自分で考えることを促していることこそが、今回の映像祭の最大のテーマではないでしょうか?

たいていの国際展は、ラインナップが出たときに、自分の知っている作家の名前とテーマを結びつけて、なんとなく全体の予想をすることができると思いますが、今回は海外の作家が多く、作品タイトルと画像や解説文だけ見ていても、なかなか展覧会のイメージが掴みづらかったと思います。私自身も海外作家に疎いので(しかも映像作家にはさらに疎い)、うーん、どんな展示なんだろう?とウェブの更新作業をしながら思っていました。海外の作家が多いということは、担当スタッフさえも実際の作品を展示された状態で見た経験のある人が少ないということでもあり(中には新作の方もいますし)、ということは聞かれてもうまく答えられなくて当然かとも思います。

住友さんとは、はじめに書いた通り、ここ2年くらいアシスタント的にいくつかの仕事をご一緒してきましたが、仕事の出し方がユニークで、具体的な指示というよりは、私が自由に思考しても良い余白のある課題を出されているような気がすることがよくあります。だからこそ、創造的に思考する楽しさがそこにはある(作品と対峙し考える時と似ているかも)。おそらく今回の映像祭も、同じように全ての人に問うているのではないかと思うのです。しかし、そのおもしろさが一部の参加アーティストにしか伝わっていないのではないかと思われるふしがあります。今回のように規模が大きい場合には、政治もからんできますし、すごく明快にコレです!と言わないといけないものなのかもしれませんね。。。


とにかく、藤幡さんと住友ディレクターの今回の件についてのトークが来週あたり行われるようです。ご興味のある方は、ぜひ参加してみて下さい。詳細は決まり次第またウェブ等に告知されると思います。

もしかしたら、藤幡さんのされたことの裏の裏を読むと、こういう話題作りでもしないと、映像祭が行われることが世間一般に認知されていないよね、ということなのかもしれません。つまりは映像祭全体の広報を勘案してのことだったりして。笑
実際、ヨコハマ国際映像祭はどうも話題力に欠けている感があります。ウェブサイトのシステムも正直に書きますが、全然ダメです。
プログラムの決定時期が遅かったものや直前になっての変更もいくつかあったようで(これについては、ディレクター&キュレーターのマネジメント力が問われる部分かもしれません。)、下で動くスタッフのみなさんが大変な思いをしたであろうことは想像がつきます。でもまぁ、ギリギリまでより良いものを提示するために思考錯誤するというのは、きっとみんな理解していると思いますが。
上記に書いた通り、スタッフも全てを把握している方が現時点では少ないようですので、オープンしたばかりでまだ時間にゆとりが無いとは思いますが、ぜひみなさん(インターンも、サポートクルーも)も、じっくり作品と対峙して自分の言葉で語り始めて下さいね。

改めて書きますが、重要なのはそこにある作品であり、それと向き合うことで起こる価値観のゆらぎ、多様性について、一人一人がいかに思考できる場であるのか、でしかないような気がします。そういう意味では、私は十分に色々なおみやげ(これから私が考えたいことの種)をもらって帰ってくることができました。
なので、色々書いてしまいましたが、映像祭にとにかく行くことから始めていただきたいと思います。

私も、スタッフの一人といえばそうですが、離れた場所で部分的に関わっているだけですし、みんなのがんばりを知っている身なので、公平性に欠ける文章を書いているかもしれません。ですのでこの文章を読まれた方は、ちゃんとご自身で見て知って、考えて下さいね。(メディア・リテラシーですよ!)

以上です。

文責:長内綾子


11月2日(月)午後6時追記
いま、ARTiTのサイトをみたら、藤幡さんもキュレーターの遠藤さんも、記事を追加していました。ぜひご覧下さい。

≫藤幡正樹さんブログ
≫遠藤水城さんブログ


11月2日(月)午後7時45分追記
いま新港ピアのラボスペースに参加中のremo&イルとイラの関係者の方からインディーメディアのスタジオを立ち上げたとの連絡と、住友ディレクターの緊急声明のYouTubeリンクが届いたので、リンクを掲載しておきます。映像祭の生放送企画「生CREAM」でも同じものが流れているのではと思います。私はいまから外出なので、全部見れてませんが、取り急ぎ。なんか、すごい映像祭が動き出し感じがしますね!!
1:http://www.youtube.com/watch?v=rqeEfEn1M_E
2:http://www.youtube.com/watch?v=85Bf0HfJGfM
3:http://www.youtube.com/watch?v=E1wnHMxKwfs
[PR]
by ayya-i10x | 2009-11-01 02:40 | - Exhibition&Event

韓国人アーティスト、ヂョン・ヨンドゥさん横浜で公開撮影!

現在、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催中の「DOUBLE FANTASY - Korean Contemporary Art」にも出品中の韓国人アーティスト、ヂョン・ヨンドゥさんの公開撮影が、来週横浜美術館で二日間に渡って行われます。

ヂョン・ヨンドゥさんは1969年生まれで、2007年には韓国の国立現代美術館が主催する賞「今年の作家」に史上最年少で選ばれるなど、国内外で活躍している、映像作家です。2008年にはNYのMoMAが、映像作品としてはナム・ジュン・パイクに次いで二人目にコレクション購入した韓国人ということでも有名になっていました。

丸亀のダブル・ファンタジー展では、昨年ソウルのKukje Galleryで発表した作品を展示しているようですが(Kukjeでの展示は私がちょうどソウルに滞在しているときだったので見ました。)、今回の作品「シネマジシャン」は、先月ギャラリー小柳で展示されていた、一台のカメラが長回しにされる中、セットがどんどん転換していく「Documentary Nostalgia」(2008)のような作品なのではと思われます。って違ったらスミマセン。私も今回の公開撮影に少々お手伝いに行くのですが、現時点では内容をよくわかっておりません。笑

韓国のポータルサイトNAVERにヨンドゥさんの動画付きのインタビューページがあります。ウェブ翻訳サービスを使えばだいぶ読めると思います。

彼の作品を簡単に説明すると、たとえば子供の書いた絵の世界を実際に作り、写真に収めてみたり、色々な国で出会った人達に「あたなの夢はなんですか?」と尋ね、その夢の姿を現実の姿と共に撮って並べて展示してみたり。一見どれもとてもハッピーなものが多いのですが、でも全ては偽物の作られた世界かもしれないし...といった感じで、最終的に観る者に様々な思考を提供してくれます。

今回の作品は、ソウル、横浜、NYと場所を変えて撮影されるとのこと。完成した作品の上映は10月31日から始まるヨコハマ国際映像祭2009[CREAM]で上映されます。


※以下広報用文章から、私のほうで少々加筆・修正してあります。
例)×リ・ヨンジョル → ○イ・ウンギョル

ーーー

映画撮影現場×マジック×アート鑑賞=!!
注目若手アーティスト“ヂョン・ヨンドゥ”と韓流マジシャン“イ・ウンギョル”による
<<シネマジシャン>>公開撮影

日にち:2009年8月26日(水)、27日(木)
時 間:19:00-20:30(18:30開場)
会 場:横浜美術館 レクチャーホール(神奈川県横浜市西区みなとみらい3-4-1)
入場料:1,800円(税込)/日

ヨコハマ国際映像祭2009にて上展示される作品<<シネマジシャン>>は、ソウル、横浜、NYで撮影・制作する作品です。
ステージ上で繰り広げられるパフォーマンスとそれを見ている観客の空間に生まれる<緊張感>を描きだすために、パフォーマンスが公開撮影されます。マジックの鑑賞と映画の撮影現場を同時に体験することが出来るユニークなステージです。是非ご来場下さい!

↓ヨコハマ国際映像祭2009ブログ
http://cream09.blogspot.com/


■ヂョン・ヨンドゥ/Jung Yeondoo
1969年晋州(韓国)生まれ。ソウル在住。
写真や映像を媒介に、人々とコミュニケーションを築いていくプロセスを重視した作品で高い評価をされている。アジアだけでなく世界を代表する映像作家のひとりである。
http://www.yeondoojung.com/

■イ・ウンギョル/Lee Eungyeol
韓国生まれ。ソウル在住。
イ・ウンギョル は世界的なマジックコンペティションで数多くの賞を受賞しており、韓国をベースに活躍する世界的なマジシャン。
http://www.egmagic.com/

■お申し込み・お問い合わせ先:
「Cinemagician」制作実行委員会(担当:柴田)
メールまたはFAXで8/20までにお申し込み下さい。
メールアドレス:cinemagician(at)ifamy.jp
※(at)を@に変更して送信して下さい。
FAX:045-212-5630

*ご希望する日程と人数、ご連絡先をお知らせ下さい。整理番号をご連絡致します。
また、入場料は入場の際に清算とさせて頂きます。

主催: Jung Yondoo「cinemagician」制作実行委員会
会場協力:横浜美術館
協力:ヨコハマ国際映像祭 2009
[PR]
by ayya-i10x | 2009-08-20 12:21 | - Project

松原慈さんの展覧会「PUBLISHED」7/29〜スタート!

一つ前の記事の藤井光さんと共に、POINT展(昨年韓国で開催、来年1月に京都で開催。サイト更新ストップしていてゴメンナサイ!)に参加していただいている松原慈さんの展覧会情報が届きました!会期中は上映会やお茶会などの関連イベントも多数開催されるようです。これは相当楽しみ!

P.S.
昨日は、同じPOINT展に参加の橋本聡さんが幹事の飲み会に参加してきました。POINT展づいてます。というかそろそろ京都の本腰を入れねば、ということですね。みなさんの活躍を、京都でより拡げるべく、がんばります。

-----

a0034005_2127298.jpgPUBLISHED
松原 慈

会期:2009年7月29日(水)〜8月9日(日)
レセプション:2009年7月29日(水)7PM 〜

会場:Art Center Ongoing
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7
営業時間:12:00 - 21:00(カフェは23:00まで)
定休日:月、火
URL:http://www.ongoing.jp

人は自分のいる土地を匂いで知ろうと、土の中に指をつっこむ.ぼくは世界に指をつっこむけど、なんの匂いもしない.ぼくはいったいどこにいて、世界とはいったいなんなんだ?
— キェルケゴール

「そこにある私」が「そこにあるもの」を手折り、香り、運び、閉じ込め、結局のところ手放し、ふたたび別の場所へ差し出す一連の動作の完了を「PUBLISHED」とよびます.PUBLISHEDは、アートセンター・オンゴーイングで展示されたあと、ばらばらにされ、スウェーデンのアートパブリケーションMUSEUM PAPER1000部の誌面上に巡回します.


会期中イベント:

オープニングレセプション 7月29日(水)7PM 〜
詩、真夏の夜の音楽、虫の声、一晩の音環境は、そのままその夜にパブリッシュされ、訪れた誰もが持ち帰ることができます.
音楽セレクションはPMKFA (It's Our Thing), EGA (One Hand Clapping), SATOSHI (Meteor)


OPEN CINEMA|特別上映会 8月1日(土)7PM 〜
上映作品1『MY IMAGINARY LAGOS|私の(架空の)ラゴス』(2009, 松原慈, 日英)
架空のラゴスを写真と映像とで記録した未発表のショートドキュメンタリーを上映します.上記の作品に関連し、木更津市の児童養護施設とラゴスの孤児院にて、「(架空の)」をテーマにした子どもたちとの対の作品制作が行われました.上映後のゲストに、ワークショップをオーガナイズした、ナイジェリア人ファッションデザイナー・Gozi Ochonogorを迎え、ラゴスについて、出会った子どもたちについて、「私の(架空の)」について、紹介します.

上映作品2『比較的短い時間単位内の数人の人物の通過について』(1959, ギー・ドゥボール, 仏)
ギー・ドゥボールによる伝説の映画作品を、特別日本語字幕付で上映します.ドゥボールは、1952年から1978年の間に6本の映画を作りましたが、84年に映画のスポンサーであったジェラール・レボヴィッチが暗殺され、以来約20年間、それらの映画作品の上映は、本人によって禁じられていました.オープンシネマでは、その中から一本を少し変わった字幕方式で上映します.
入場料:1000円(2作品同時上映, 1drink込み)


DISTRACTED TEA PARTY|落ち着かないお茶会 8月8日(土)4PM 〜
ゲスト:荏開津広氏 &
ゲストスピーカーに、荏開津広氏(音楽評論家)を迎え、特別な視聴覚環境のもと、対話の(不)可能性を探求します.氏の近著『人々の音楽について』の紹介に始まり、朗読、映像、クッキー、紅茶、とりとめもない断片に、ゲストとオーディエンスが絡み合い、今もさっきもあとでも同時に起こる、落ち着きのないお茶会となるでしょう.
入場料:1000円(1drink込み)


PRE ONGOING SCHOOL|レクチャー 8月9日(日)3PM 〜
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー.お好きなケーキとお飲物がついてきます.
料金:1500円(ケーキとドリンク付き、先着30名様)
[PR]
by ayya-i10x | 2009-07-23 21:33 | - Exhibition&Event

マリナ・アブラモビッチのセブン・イージー・ピーセズ

■ イメージフォーラムフェスティバル2007「特集:Good Bye Stylish」
マリナ・アブラモビッチのセブン・イージー・ピーセズ
監督:バベット・マンゴルト/ビデオ/93分/2007/アメリカ

2005年、NYのグッゲンハイム・ミュージアムで行われた、マリナ・アブラモビッチのパフォーマンスドキュメンタリー。彼女の忍耐力に敬意を表します。その一言につきる。
そして彼女が流す涙の意味について思いを巡らせることは、私にとっては大切な時間となった。
以前から彼女の作品に触れるたびに、ものすごく個人的な感情や思いばかりが溢れてくる。それを一つ一つ言葉で書き出すことは可能だが、絶対にそうしたくない自分もいる。とにかく私と作品との対話でしかないのだ。


『イメージフォーラムフェスティバル2007「特集:Good Bye Stylish」』
* 東 京 4月28日(土)から5月6日(日)まで  パークタワーホール
* 京 都 5月15日(火)から5月20日(日)まで 京都ドイツ文化センター
* 福 岡 6月6日(水)から10日(日)まで   福岡市総合図書館
* 名古屋 6月16日(土)から17日(日)まで  愛知芸術文化センター
* 新 潟 6月22日(金)から24日(日)まで  国際映像メディア専門学校
* 横 浜 7月14日(土)から7月16日(日)まで 横浜美術館
http://www.imageforum.co.jp/festival/
[PR]
by ayya-i10x | 2007-05-06 23:04 | - Exhibition&Event

PRについて

PR=パブリック・リレーションズ
Survivartの私の名刺にはPRの文字が載っています。といっても、今まではまぁなんとなく、こんな感じ?みたいな。しかし、年末年始に外資のPR会社のみなさんとお仕事をする機会もあり、ちょっと色々勉強してみようと思い立って、先日「広報・パブリック・リレーションズ入門」という本を買いました。

実は、ビジネス書を購入したのは初めてでしたが、これがまたおもしろい!なんだか、近・現代史の教科書を読んでいるような感じで、ちっとも難しくなく(基礎シリーズなだけに)どんどん読み進められます。PRというと、外部への広報・宣伝と思いがちですが、それはごく一部にすぎず、この本によると業務内容はかなり多岐にわたっていて、会社もしくはオーガニゼーションのことを一番よく知っている人でないとできない仕事ではないかと思ってしまいます。

a0034005_13303018.jpg広報・パブリックリレーションズ入門
猪狩 誠也 (編集)
出版社: 宣伝会議 (2007/01)
ISBN-13: 978-4883351688
ASIN: 4883351688


しかし、私は資本主義を完全肯定しかねているタイプの人間なので、映画「THE CORPORATION」で見聞きしたことも、読みながら非常に気になりました。
ちなみに現在「ダーウィンの悪夢」という映画も上映中。

「社会貢献」という言葉の持つ意味を、自分はどう理解して実践していくべきなのか、悩むところではありますが、批判精神だけではおそらく何も変わらないと思うので、自分にできること、知って伝えるということ、それだけでも少しずつやっていきたいなと思います。
[PR]
by ayya-i10x | 2007-01-12 13:39 | - Survivart

ベイルート、真夏の夜の(悪)夢─レバノンに捧ぐ短編映像作品上映&トーク

前日の夜に下の記事を書いていたこともあり、偶然見つけた「ベイルート、真夏の夜の(悪)夢─レバノンに捧ぐ短編映像作品上映&トーク」に行ってきた。会場は、元小学校の建物「にしすがも創造舎」。お客さんがかなりたくさん来ていて(70人くらいいたかな)、会場は熱気ムンムンでした。でも本当に行って良かった。

まずは、つい最近までベイルートにおられたアラブ映画研究者・佐野光子氏のトーク。その後、中東で取材活動をしている写真家の松嶋浩平氏のスライドショー、そしてNPO法人アートネットワーク・ジャパンのスタッフで今回のイベントの企画者・相馬千秋氏のスライドショーへと続き、休憩後、レバノン人作家の短編映像上映という流れだった。その後には、現代アート作家の椿昇氏を交えてのトークもあったのだけれど、映像上映が終わった時点で3時間を経過しており、疲れていたりちょっと自分で考えてみたいとうこともあり、私はトークには参加しなかった。

レバノンについては、ニュースで見聞きしている知識しかなかったのだけれど、佐野さんの話しを聞いたりスライドを見て、なんだ同じじゃん!と思ったのが一番大きな収穫だった。
同じというのは、今この時代に生きている自分と、レバノンに生きる人たちとはほとんど差がない、という意味で。もちろん国民の70%はイスラム教徒だし、情勢は非常に不安定な地ではある。しかし、かつてフランスの統治下にあったということもあってか、スライドや映像に登場する人々は、私にとってヨーロッパの人と同じにしか見えなかったし、おそらく普段考えていることも、政治的な問題を抜きにしたら、大した差はないんだろうな、と。

今回の紛争は、ヨーロッパの人たちにとっては、意外と近いところで起こっているという意識が強いと思う。もちろん友人・知人に中東出身者もたくさんいるだろう。ベルリンでもアラブ系の料理店はたくさんあったし、色んなところで生活の中に入り込んでいるはずだ。しかし、日本にいると、中東での出来事は本当に遠い話しになってしまう。私の場合も、同世代の人より少しは世界情勢に関心が強いかもしれないけれど、それでもはやり実感として感じることはなかなかできない。今回の企画は、アートが切り口だったから、私は感心を持つことができ、しかもアート作品を通してレバノンのことを知り、考えるきっかけを与えてもらった。私のような人間がどのくらいいるのかわからないけれど、やはりアートにできることは確実にあると思う。

イベントの冒頭で流された「レバノン映画人の証言」というビデオメッセージは、フランスで7/22から開催されたアラブ映画祭で、各作品の上映前に流されたという4分間の映像。7/21付けで急遽作成されたこの短い映像には、本当に心を打たれた。暗い部屋の中、レバノン人女性が歌う美しい歌、そして爆音。私は彼らのことを忘れないし、なるべく友人・知人に話していきたいと思う。結局、私にできることはそれだけだから。

今回のイベント詳細については、企画者・相馬千秋さんのブログに掲載されているので、ぜひ。
http://smacks.exblog.jp/

P.S.
個人的な提案としては、上記のビデオメッセージを、YouTubeにアップして、世界のネット接続者全員が見られる状態にしてはどうか、と思います。
とおもったら!!!既にアップされていました!!
絶対見て下さい!!
a0034005_2382471.jpg


にほんブログ村 美術ブログへ
[PR]
by ayya-i10x | 2006-08-06 17:36 | - Movie&Music

映画「ヨコハマメリー」

a0034005_195179.jpg銀座のあと、今度は映画「ヨコハマメリー」を見に新宿へ。伊勢崎町の街角でメリーさんと呼ばれていた老女にまつわるドキュメンタリー。レースのドレスを着て、真っ白なおしろいを塗っている姿は、舞踏家・大野一雄が踊る姿とも重なる。そして最近読んだ、野田邦弘 (著)「イベント創造の時代—自治体と市民によるアートマネージメント」という本とも妙につながってしまい、大変興味深い内容だった。

以前、渋谷のマークシティ横にある井の頭線へのエスカレーター付近に、黒いマント型のコートを羽織った老女が毎日のようにしゃがみ込んで読書をしていた。終電も無くなった頃の時間帯に私はよく見かけていたので、すごく気になっていたのだが、ここ2年くらいは全く見かけない。映画の終盤を観ながら、私はその老女のことを思い出し、それがメリーさんだったらいいのに、と思っていたが、残念ながら別人だった。

劇中に出てくる様々な手がかりは、彼女の人となりを知る要素ではあるけれど、彼女の本心は結局わからないまま終わってしまう。老いてなお女で居続けること、女優。そんな言葉が頭をよぎる。そして、人と人との縁についても考えさせられた。過ごす時間とは全く関係なく濃密な関係というのも存在するし、逆に縁があると信じていたものが、ものすごく儚く失われることだってあるだろう。(これはちなみに「アルマジロ人間」のことと私の中で繋がっている。)

とにかく、一見奇異に見えるかも知れないけれど、この映画を通して見えてくるものはたくさんあると思うので、ぜひ。

■ヨコハマメリー※いずれの劇場も、関連イベントあり。
渋谷Q-AXシネマ…7/7(金)まで上映
テアトル新宿…6/30(土)まで上映
[PR]
by ayya-i10x | 2006-06-26 19:49 | - Movie&Music


サイト*885*のFeverをblogで。


by ayya-i10x

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

カテゴリ

全体
- Profile
- Survivart
- Project
- Exhibition&Event
- Dance&Stage
- Movie&Music
- Food&Drink
- Other
- Berlin
- Barcelona
- London
- Korea
- Hangul(한글)

ブログパーツ

ライフログ










フォロー中のブログ

函館望郷ブログ Life...
かつては、ハケン生活者
Report 藤浩志企画制作室
うちの食卓 Non so...
科学者の感性
ウラゲツ☆ブログ
直島カフェ まるやのこん...
【こぐれ日乗】by 小暮...
周家の食卓
ニューヨークの遊び方
たべられる文章
smacks dialy
KOSUGE1-16の日誌
日々是写真
部屋を出る。
npo S-AIR エスエア
イノレコモンズのふた。
アート・オウトノミー・ネ...
spazieren
北海道美術ブログ(札幌圏...
MUSEUM OF TR...
天神芸術学校2006 川端校
かんざし娘日記
英語でブログ、Blog ...
MemoRandom
アートとビジネス
art blog VOI...
Nikkiiiiiii ...
そんなにみつめないで
Survivart Ne...
art drops
日菓のあれこれ
いわいさんちweb
アートNPOリンク
関美穂子
[通路]BLOG
MUSEUM OF TR...
about the me...
Documentary ...
grow up! Dan...
中崎透遊戯室/NAKAZ...
Midori Art C...

外部blog&link

最新のトラックバック

ソウルでの展覧会「Re:..
from *885* Fever
『ヨコハマメリー』 白き..
from *モナミ*
久々のSuperDeluxe
from *885* Fever
映画「ヨコハマメリー」
from 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の..
お金の教育
from 団塊世代の父へ贈る★定年退職..

以前の記事

2012年 09月
2012年 06月
2012年 02月
2011年 03月
2011年 01月
more...

検索

タグ

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧